過去ログ - 【Fate】凛「知られざる英雄たちの戦い」【スマブラ】
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125:名無しNIPPER[saga]
2015/05/13(水) 23:26:25.97 ID:k1rupK+N0


士郎「遠坂!」

ルキナ「リン!」

 拘束から解放され、思わず膝をついた身体を二人に抱えられる。マズい、こんな失態、演じるべきじゃないのに。とことん今日の私は駄目だ。

士郎「……セイバー、悪い、何も出来なくて」

ルキナ「シロウが気にすることではありません。私の力が未熟故だった。ただ、それだけのことです」

凛「……ええ、気にすることは無いわ。私だって似たようなものよ。むしろ、初戦であれに立ち向かえる方が異常よ」

 そう言わなければ、強がらなければ、恥辱で死にたくなりそうだった。今の一戦で、私の自尊心は根底から壊された気分だった。

 魔力、サーヴァント。同じ御三家にも関わらず、全てにおいて格上を行くマスターが目の前に現れて、そしてその差を見せつけられ、あげく情けをかけられ見逃されたのだ。

 遠坂の君主ともあるものが、冬木の管理者である私が、ここまでコケにされて。

 セイバーもまた、その顔には屈辱の色が滲んでいた。無理も無い。本来ならば今、私たちはなす術も無くやられていたのだ。

 三騎士の二つが、まるで子供扱いだ。カービィはともかく、セイバーにとってそれは、身を焼かれるような恥辱であっただろう。

 しかしセイバーは唇を噛むと、冷静に口を開いた。




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