過去ログ - 【Fate】凛「知られざる英雄たちの戦い」【スマブラ】
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256:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:30:35.61 ID:3XWCF8R60


葛木「……他のマスターとサーヴァントの姿は確認したのか?」

 ネクタイを解きながら、葛木が尋ねる。殺し合いに関わることにも関わらず、まるで会社帰り、妻に「今日の夕飯は?」とでも尋ねるかのように自然な声色だった。
以下略



257:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:31:32.37 ID:3XWCF8R60


パルテナ「……宗一郎様、あなたには感謝しています。縁もゆかりもない私を救ってくれただけでなく、こうしてこの戦争にまで力を貸してくれるのですから」

 葛木は戦争の部位には答えず、変わりに一言、
以下略



258:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:32:01.24 ID:3XWCF8R60


パルテナ「……もう、すぐです。もうすぐ、あなたを蘇らせます、ピット」

 ――私の全てを賭けてでも。もう、二度と失敗は繰り返さない。自らの望みの為に、今一度冷徹になれ。
以下略



259:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:32:54.41 ID:3XWCF8R60


 ◆


以下略



260:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:33:28.45 ID:3XWCF8R60


 それでも、彼女を突き放すことが出来なかったのは、どこか自分と重ねてしまうからだろうか。

 両親を失い、孤独な場所で生きている少女に対して、何も感じないと言えば嘘になるだろう。
以下略



261:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:33:59.46 ID:3XWCF8R60


 ギロリと自分を睨んだサムスの眼光に一瞬慎二は体を退いたが、すぐに持ち前の虚勢を張ると、声を荒げる。

慎二「あまり調子に乗るなよ、ライダー。桜がマスター権を放棄した今、お前のマスターは僕なんだ。サーヴァントはマスターの命令に従うものだろう?」
以下略



262:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:34:48.72 ID:3XWCF8R60



 ◆

以下略



263:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:35:38.97 ID:3XWCF8R60


凛「これで、私たちが出会ったのは、セイバーとカービィ……アーチャーを含めて、ランサー、バーサーカー、そして、ライダー。残るサーヴァントはあと二体」

士郎「アサシンと、キャスターか」
以下略



264:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:36:17.72 ID:3XWCF8R60


 そしてお互いに沈黙。考えていることは、私と衛宮くんでは多少の齟齬はあるかもしれないけれど、ほぼ同じだ。

 まず、第一に、何故葛木がそれを他人に言っているかと言うこと。仮にも私がマスターなら、サーヴァントの存在を匂わせることなんてしない。周りの人間にも、暗示でもかけておけば済む筈だ。魔術師ならいざ知らず、キャスターのサーヴァントなら、洗脳すら出来てもおかしくないと言うのに。
以下略



265:名無しNIPPER[saga]
2015/08/08(土) 18:36:58.06 ID:3XWCF8R60


 それも正解だ。そして真面目で誠実で、馬鹿正直な衛宮くんがその答えに辿り着くことは必然。

 だけど、キャスター……いや、サーヴァントを扱うマスターにとっては、もっと大切なことが一つある。
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