過去ログ - 【Fate】凛「知られざる英雄たちの戦い」【スマブラ】
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303:名無しNIPPER[saga]
2015/09/09(水) 21:39:51.18 ID:XC8WoZCo0


 妙だとは思ったのだ。この場を渦巻く清廉な空気。空間転移と言う大魔術を、いとも容易く使用した技量。そして、先刻、ランサーの攻撃を、『打ち消すのでは無く跳ね返したシールド』。

 魔力に魔力をぶつければ、技を相殺することは難しく無い。けれど、さっきのはそんな次元の技ではない。

 来た攻撃を、そっくりそのまま、否、新たなる力を付加し、跳ね返した。

 そして、辿り着く一つの結論。あれは、魔力を用いながらも魔術のソレとは大きくかけ離れた力。

ブラピ「――『奇跡』。お前の相棒も、随分世話になった技だが、お前自ら使わねばならなくなったと思うと滑稽なものだな」

パルテナ「好きに言いなさい。私とて、望みを叶える為ならば、この手を汚すことも喜んで致しましょう」

ブラピ「よく言うぜ。手を汚すことを恐れ、マスターを裏切った分際で。あの時は仕留め損なったが、今度はそうはいかんぞ」

パルテナ「……もう二度と同じ過ちは繰り返しません。今の我がマスターの下、今度こそ……!」

ブラピ「一つの世界を統治する光の女神が、よもや異世界の犬に成り下がるとはな。そこまで叶えたい願いがあるか!」

 ランサーがそう言った瞬間、この場に、恐ろしい程の冷気が舞った。



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