過去ログ - 【Fate】凛「知られざる英雄たちの戦い」【スマブラ】
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55:名無しNIPPER[saga]
2015/05/07(木) 23:31:01.83 ID:XVZpuZT60


 教会の門を抜けると、二人(片方は一匹と数えた方がいいかもしれないが)のサーヴァントが私たちを迎えた。
 
 衛宮くんが魔術師として未熟故なのか、霊体化することの出来ないセイバーと、その例えが思いっきりブーメランになる、同じく霊体化が出来ないカービィだ。

 しかしセイバーが霊体化出来ない理由は分かるとして、何故このピンクボールも出来ないのか。これでも私は魔術師としては一人前である自覚を持っていただけに、この状態には最早胃痛すら感じて来る。

 ……頭痛薬に続き、胃薬も必要になってくるかもしれない。薬って結構高いのよね、とこれからの経済状況を考えるとまた胃痛を感じて来た。

「いけない、常に優雅たれ優雅たれ……」

 私たちの姿に気付くと同時に、目を輝かせて私に飛びついて来たカービィとは対照的に、セイバーはどう振る舞えばいいか戸惑いを隠せないでいた。

ルキナ「マスター……」

 セイバーが衛宮くんへ目を向けた。心無しか、その視線は不安な色を帯びている。当然だろう、彼のさっきの言動を目の当たりにしていれば。

 けれど衛宮くんは静かに頷いて、セイバーに手を差し出した。

士郎「マスターとして、戦うことを決めたよ。俺に付いて来てくれるか?」




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