過去ログ - 【Fate】凛「知られざる英雄たちの戦い」【スマブラ】
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94:名無しNIPPER[saga]
2015/05/13(水) 22:58:17.56 ID:k1rupK+N0


 けれどやはりおかしい。いくら英霊とは言え、肉体が人間のそれを超えることがあるのだろうか。セイバーのステータスも尋常なものではない。最優の名に相応しい力を備えている。その英霊が振るう剣を、いくらバーサーカーと言えど、素手でいなすことが出来ると言うのか。

凛「……! あれは」

 そして気付く。素手に見えたバーサーカーの手の中に、半透明の物質が握られている。先程から響く金属音は、あの武器がセイバーの剣とぶつかり合う音だったのだ。

ルキナ「くっ! 不可視の武器とは……!」

 微弱な魔力に目を凝らせばおおよその形状は掴めるものの、バーサーカーの持つ圧倒的なスピードを前に、その攻撃を受けるだけで精一杯のようだ。無理も無い、この敵に加え不可視の武器など反則にも程がある。

 そんな私たちをからかうように、あるいは見下すように、イリヤスフィールはバーサーカーへと命じた。

イリヤ「くすくす、セイバーったら武器が見えなくて辛そうね。それじゃあみんなに見せてあげなよ、バーサーカーの武器を!」

 彼女の命令が耳に届くと同時に、バーサーカーの持っていた武器が少しずつ白き輝きを帯び始め、その像を覗かせる。しかしその全容が明らかになった時、その意外な形状に、私たちは言葉を失くした。




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