2: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:40:28.11 ID:jBbJGw6V0
 P「異世界に飛ばされる……某ゼロから始まるファンタジーなラノベを読んだ方なら、一度は夢見る出来事でしょう」 
  
 P「しかし、その異世界が貴方にとって望ましい世界であるとは限りません」 
  
 P「中には、とんでもない世界に飛ばされてしまう場合もあるかもしれません。そう、彼女のように……」 
3: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:41:09.36 ID:jBbJGw6V0
 …… 
  
 伊織「で、その子は結局帰ってこなかったんだって」 
  
 亜美「ひぇぇぇ」 
4: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:41:55.84 ID:jBbJGw6V0
 亜美「大変だ、お姫ちんが殺されちまった!」 
  
 真美「この人でなし!」 
  
 伊織「何よ大げさね。アンタたちこんな作り話にびびり過ぎよ!」 
5: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:42:49.04 ID:jBbJGw6V0
 亜美「ぶーぶー、いおりんの嘘つきー」 
  
 真美「嘘つきはオシオキだべー!」 
  
 律子「ほら、アンタ達遊んでないで仕事よー」ガチャッ 
6: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:43:21.39 ID:jBbJGw6V0
 やよい「あれ、伊織ちゃんは?」 
  
 伊織「私はあと2時間くらい余裕あるから、少し休んでから行くわ」 
  
 「いってきまーす」 
7: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:44:02.15 ID:jBbJGw6V0
 …… 
  
 「ゃん、伊織ちゃん!」 
  
 伊織「んぅ……何よ」 
8: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:45:01.43 ID:jBbJGw6V0
 伊織「あーもう、寝癖ついちゃってる! タクシーの中で直さなきゃ……」 
  
 やよい「あはは。はい、伊織ちゃんの荷物」 
  
 伊織「ありがとやよい。いってきまーす!」 
9: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:46:49.47 ID:jBbJGw6V0
  
  
  
 やよい「………………それ、嘘だよね?」 
  
10: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:48:07.14 ID:jBbJGw6V0
 やよい「どうしてそんな嘘をつくの?」 
  
 伊織「だから嘘なんかじゃ……」 
  
 やよい「嘘つきな伊織ちゃんは嫌いかなー」 
11: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:49:03.51 ID:jBbJGw6V0
 伊織「これで良いわね? それじゃ私は仕事に」 
  
 やよい「でもでも、やっぱり伊織ちゃんは嘘ついてたんだよね?」 
  
 伊織「どうしたのよやよい。あの双子の悪戯に協力してるならそれくらいにしときなさい」 
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