11: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:41:21.94 ID:5Lz10xmH0
一二〇〇 食堂前
北上「大井っち、大丈夫？ 歩きにくくない？」
大井「北上さんが支えてくれてるから、大丈夫です。 それより、今日のお昼は唐翌揚げ定食だそうですよ」
12: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:42:28.44 ID:5Lz10xmH0
大井「ﾁｯ、何なのよ。…この石頭」ﾎﾞｿｯ
不知火「お言葉ですが。こちらとしても、いつまでも貴女の『性癖』に付き合うわけにはいきませんので」
大井「それどういう意味よ？！」
13: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:43:18.70 ID:5Lz10xmH0
「…さん。大井さん！」
大井「っ、何よ！？」ｷｯ
綾波「ひっ」ﾋﾞｸ
14: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:50:34.63 ID:5Lz10xmH0
一八〇三 医務室
大井「…」ｼﾞｯ
ｺﾝｺﾝ
15: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:51:28.51 ID:5Lz10xmH0
提督「…ほう」
大井「あの誘爆も、防げるものでした。角度をもっと下ろしていれば…」
提督「珍しく、殊勝なことを言うんだな」
16: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:52:17.16 ID:5Lz10xmH0
提督「…」
ｷﾞｭ
提督「悪かった。また、怖い思いをさせちまった」
17: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:53:18.46 ID:5Lz10xmH0
二〇〇○ 執務室
大井「どうしたの、ここまで連れてきて」
提督「本当はもう少し引っ張るつもりだったんだが、納品やら何やらの都合があってな」
18: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:54:21.66 ID:5Lz10xmH0
ﾀｯﾀｯﾀｯ
扶桑「艦隊、帰投しました！」
提督「よく戻った。まず被害状況を手短に頼む」
19: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:55:39.74 ID:5Lz10xmH0
大井「」
20: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:56:54.87 ID:5Lz10xmH0
…
提督「中から、こいつが出てきた」ﾊﾟｶ
21: ◆eXipHdytqM[sage]
2015/05/06(水) 22:58:14.28 ID:5Lz10xmH0
大井「…嫌」ｷｯﾊﾟﾘ
提督「ハハッ、だよなあ。強い絆を結ぶための指輪が、砲や電探と同じ扱いじゃあな。俺も嫌だね」
提督「それだけ聞ければ十分だ。替えの指輪は無し。こいつは破損した装備品ってことで廃棄するところだが、持っておいても問題ないだろ」
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