過去ログ - 凛「違う自分を」海未「飾りたい」
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2015/05/09(土) 12:51:05.23 ID:1kuEdzze0
 「まずは、にこからにしますか」 
  
 にこのアドレスを探し、電話をかけます。着信音が短く鳴り響き、繋がりました。 
  
 『にっこにっこにーっ。にこでぇすっ♪』 
23: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/09(土) 12:52:38.64 ID:1kuEdzze0
 『…というわけなんです』 
  
 『へぇ、それでこの完璧な私に助けを求めてきたってわけね』 
  
 若干引っかかる部分はありましたが、とりあえず流しましょう。 
24: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/09(土) 12:53:37.72 ID:1kuEdzze0
 『そう、服屋よ。恥ずかしがり屋のあんたたち二人だもの、どうせミニスカなんて持ってないでしょ?』 
  
 『確かに私は持っていないですね』 
  
 『やっぱり。あんたたち素材は抜群なんだから、もっと自信…いや、勇気を持ちなさいよ。 
25: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/09(土) 12:54:26.92 ID:1kuEdzze0
 勇気…それは確かに私に足りないもの。今回の計画で少しは変われるのでしょうか。 
  
 「とりあえず、服屋には行くだけ行ってみましょう。次は花陽ですね。出てくれるといいのですが」 
  
 かけた電話はつながらず、虚しく機械音声が返ってくるだけでした。 
26: ◆INjIt6nmxE[sage saga]
2015/05/09(土) 12:55:41.81 ID:1kuEdzze0
 本日はここまでになります 
27:名無しNIPPER[sage]
2015/05/10(日) 08:00:33.98 ID:FmIByghWo
 乙 
28: ◆INjIt6nmxE[sage saga]
2015/05/10(日) 21:55:36.40 ID:KK9VWcnI0
 更新です 
29: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/10(日) 21:57:13.84 ID:KK9VWcnI0
  
 そして、何も浮かばぬまま夜が明けて。 
  
 「…もう、朝ですか」 
  
30: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/10(日) 21:58:04.02 ID:KK9VWcnI0
 「悔やんでいても仕方がないですね。今日はその分楽しむことにしましょう」 
  
 自分に言い聞かせるのです。私が楽しまなくては凛に失礼ですからね。 
  
 「そうは言っても、どうしたものでしょうか…」 
31: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/10(日) 21:58:53.52 ID:KK9VWcnI0
 『よくわかるなその気持ち。えへへ、花陽も任せきりになっちゃうことが多いから。 
  
  でもね、凛ちゃんはそういうの気にしないから大丈夫だよ』 
  
 『そうなんですか?』 
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