過去ログ - 凛「違う自分を」海未「飾りたい」
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51: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:10:08.67 ID:K2yuog2Z0
戸惑った様子の凛は少し深呼吸をして、その胸の内を話し始めました。

「かよちんは知ってることなんだけどね、凛は小学校のころスカートを履いて学校に行ったことがあるんだ」

「そうなんですか。ずっとズボンだったわけではないんですね」
以下略



52: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:11:02.91 ID:K2yuog2Z0
「つまり怖いのですよね…?」

「そうなのかな…うん、凛は可愛くなれないって怯えてるんだよね。髪も短いし、女の子らしくないってわかってるから」

「凛自体はどうしたい…いや、どうなりたいですか?」
以下略



53: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:12:21.89 ID:K2yuog2Z0
「ぷっ…あは、あははは海未ちゃんってば格好つけさんだにゃ」

「なっ、わ、私は思ったことを言っただけで。そんなに笑わなくてもいいじゃないですか!」

「あはははっ、ご、ごめん…♪でもありがとう、ちょっと楽になったかも」
以下略



54: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:13:01.98 ID:K2yuog2Z0
「ようしっ!じゃあ海未ちゃん一緒に選んでほしいにゃ。とびっきり可愛いのをねっ」

「はい♪凛も私に合いそうなのを選んでくださいね?」

凛は憑き物が落ちて吹っ切れたようです。
以下略



55: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:14:34.28 ID:K2yuog2Z0
「うーんっ楽しかったー!」

服屋を後にし、凛が大きく伸びをしながら言いました。

「そうですね。たまにはああして色んな服を着るのも悪くないです」
以下略



56: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:15:20.41 ID:K2yuog2Z0
「ところで、海未ちゃんの買い物って?服を買いに来たわけじゃないみたいだし」

「そういえば伝えていなかったですね。今日はテーピングなどの備品を補充しようと思いまして」

「そっか、そういう目的だったんだね」
以下略



57: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:16:05.56 ID:K2yuog2Z0
「凛、全然知らなかった。ごめんね海未ちゃん」

「別に謝るほどのことでもないですよ。代金は部費から賄っていますし」

「ううん、凛が言いたいのはそうじゃなくて、海未ちゃんに負担かけてる気がしたから。
以下略



58: ◆INjIt6nmxE[saga]
2015/05/26(火) 21:16:56.91 ID:K2yuog2Z0
そもそも、発起人である穂乃果が本来こういったことをするべきなんですが…。

ふふ、まぁ穂乃果に期待をするのも間違いだとは思いますけど。

私がこうして買い出しに来ている憂いをよそに凛が続けます。
以下略



59: ◆INjIt6nmxE[sage saga]
2015/05/26(火) 21:18:58.12 ID:K2yuog2Z0
はい、本日はここまでです
久々の更新だったので、かなり長めの更新となっております
では、またの更新ときに


60:名無しNIPPER[sage]
2015/05/29(金) 10:16:54.73 ID:L+b52Kbf0
期待


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