過去ログ - 戦士「火の魔法は便利でいいな」魔法使い「喉乾いた...」
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9: ◆WBRXcNtpf.[saga]
2015/05/08(金) 02:43:38.76 ID:uBOgjZ+s0
受付「そうだ。昨日戦士様が帰った後、武闘家様が『自分の装備も王都の鍛冶屋に注文したい!』って言ってましたよ」

戦士「へえ、武闘家ちゃんが。お金あるの?」

受付「注文に必要な金額を伝えたら爛々と輝いていた目がまんまるになりました」

戦士「あはは、そりゃそうだろうね」

受付「ゼロが2つほど違いますからね、王都と中央街の鍛冶屋では」

戦士「まあ、近い将来武闘家ちゃんも注文できるようになるでしょ。才能あるし」

受付「うち一番の有望株です。稼ぎ頭になるのも遠くないでしょう」

戦士「多分ゴーレムにも勝てると思うんだけどなあ、レベルって何のことだろ?」

受付「レベル?」

戦士「5ほど足りないんだってさ」

受付「?」




戦士「じゃあそろそろ、今日も張り切って行ってくるよ」

受付「いってらっしゃいませ戦士様」



ーー灰色火山への道中ーー

戦士「相変わらず遠いなあ、灰色火山は...」

戦士「初めて依頼で来たときは徒歩で行こうとしたっけ。今思えばバカだなあ」

戦士「確か丸1日かかったよな、それでこいつを購入することにしたっていう...」

馬「ヒヒーン」

戦士「今日も快速だなスピード号!褒美に昼飯は人参一本追加だ!」

馬「ヒヒーン!」

戦士「うお、速い速い。何?俺の言葉理解してんの?俺の言葉が伝わったの?なんだかんだ俺たち付き合い長いもんな」

馬「ヒヒーン!ヒヒーン!」

戦士「...手綱離しても問題ないかな?言葉で誘導できるんじゃね」

戦士「何言ってんだろ俺。お、火山まであとちょっとだ。頑張れよー」

馬「ヒヒーン」



ーー灰色火山入口ーー

戦士「ここで待っててくれよ」

馬「ヒヒーン」

戦士「本当お前はいい子だな。すぐ戻ってくるからな」










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