過去ログ - 矢矧「ショートランドの着任事情」
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184: ◆CclP45QV.qaY
2015/06/04(木) 00:48:38.35 ID:6UV301my0
イムヤ「…………おかえり司令官」
提督「イムヤ!?どうしたんだ!こんな時間まで待ってたのか!?」
イムヤ「うん…すぐ帰ってくると思って……ここで待ってた」
提督「部屋も暗いし……風邪引いたら心配だ。今日は風呂入って寝よう」
イムヤ「……ねえ、司令官…………」
提督「なんだ?」
イムヤ「私って、司令官の傍にいてもいいの?」
提督「…………」
イムヤ「司令官。最近私の事見てくれなくて……胸が痛いの」
イムヤ「前はこんなことなかった…最近になって、もっと司令官に見て欲しい。もっと褒めて欲しいって思うようになったの…」
イムヤ「この前なんて提督と話してる駆逐艦の子達にすら嫉妬してた……」
イムヤ「私って、ひどい子だよね……」
提督「そんなことない」
イムヤ「………」
提督「そんなことない。絶対に」
提督「イムヤがひどい子だなんて、あるわけがない」
イムヤ「…………」
提督「イムヤ、こっちおいで」
イムヤ「…………ん」
提督「…あったかいなイムヤは、抱きしめてると、すごく安心する」
イムヤ「……私も、司令官とぎゅうってしてると、とってもあったかくて、安心する」
提督「あまり避けていたわけじゃないんだが……自然と恥ずかしくて見なくなってたのかもな」
イムヤ「司令官?どうしたの?」
提督「いや、なんでもない」
提督「……なあイムヤ。俺たちってケッコンカッコカリ、しただろ?」
イムヤ「うん…司令官がくれた指輪、今も大事につけてる」
提督「それ俺が選んだわけじゃなくて、軍からの支給品なんだ」
イムヤ「知ってる。でも司令官が直接私にはめてくれたから、とっても大事にしてるよ」
提督「あぁ〜すごく嬉しい……が、実は一つお願いがあるんだ」
イムヤ「お願い?いいよ、司令官のお願いならなんでも聞いてあげる」
提督「そう、か……ありがとう」
イムヤ「それで?お願いって何?」
提督「うむ……肌身離さず持っていたのが功を奏したな」
イムヤ「…?」
提督「ん゛ん゛っ!……イムヤ、一度しか言わないからよく聞いてくれ」
イムヤ「……わかった」
提督「……………愛してる。俺とカッコカリじゃない結婚をしてくれ!もうお前なしじゃ生きていけないんだ」
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