過去ログ - 矢矧「ショートランドの着任事情」
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205: ◆CclP45QV.qaY
2015/06/13(土) 04:24:58.45 ID:BuPPM2xj0
提督「あの時はびっくりした。重巡すっ飛ばしていきなり戦艦が出てきてな」
伊勢「あの時の提督の顔ったらなかったよ!いやぁ、今でも酒の肴になるくらいさ」
提督「言ってくれるな。思い出しても恥ずかしい……」
伊勢「いやぁ、あのうだつのあがらない提督様が、よもや中将まで昇進されるとはねぇ」
提督「ほっとけ」
伊勢「まあ、それだけの活躍もしてたしね。逆にここまで昇進しなかったのが不思議なくらいさ」
提督「……そんなことないさ」
伊勢「ま、まだ自信がついてないのが唯一の欠点かな?」
伊勢「……んん!そろそろいくわ」
提督「そうか……」
提督「向こうでも、達者でやれよ」
伊勢「提督は、ゆっくりきなよ?」
提督「もちろんだ。お前が守ってくれたこの泊地も、艦娘も全員守ってみせる」
伊勢「そう……なら、守った甲斐があるってものよ」
伊勢「……じゃあ、またね提督」
日向「…提督、こんなところにいたのか。もう夜が開ける……」
提督「日向…わかった。すぐ戻るよ」
日向「……杯に、灰皿がもう一つあるが……誰かいたのか?」
提督「……ああ、いた」
提督「とても、大切な……子がね」
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