過去ログ - 矢矧「ショートランドの着任事情」
↓ 1- 覧 板 20
94: ◆CclP45QV.qaY
2015/05/15(金) 02:28:03.85 ID:UIMyPgyc0
野分「司令、ここはもう持ちません!一時避難を!」
提督「まだ避難が済んでない…このままじゃ……」
舞風「……私が、ちょっと時間を稼いで来るよ」
提督「何!?ダメだそんなの!敵の別働隊には戦艦棲姫までいるんだぞ!」
舞風「…でも、今いるみんなの中で、健在で足回りの早い駆逐艦なんて私しかいないじゃん」
提督「まて!なにか策を考えるから…それまで待つんだ!」
舞風「もう待てないよ…すぐそこまで戦艦棲姫が来てるんだから…野分、提督の事お願いね?」
野分「でも…舞風一人を置いてなんていけな…」
舞風「早く!ほかにもうまともに動ける人がいなかったら、誰が提督を守って海域から離脱できるの!?」
野分「…っつ!」
提督「ダメだ舞風!出撃前に約束したじゃないか!戦いが終わったら、二人で……」
舞風「大丈夫、約束は守るよ?必ず生きて帰って、提督に抱きついてやるって決めてるの」
提督「……本当、だな?」
舞風「うん。ホントのホント」
提督「……わかった。待ってるからな」
舞風「うん…」
提督「…野分、行くぞ」
舞風「野分、提督の事…頼んだよ」
野分「舞風……っ、分かった。司令は必ず、私が脱出させてみせるから!舞風も必ず帰ってきて」
舞風「まっかせなさ〜い!」
提督「舞風……待ってるからな!」
舞風「提督はみんなの帰る場所で…生きて、みんなを出迎えてあげないと…だめなんだからね?」
舞風「さあ…てと」
舞風「私と提督の初夜を台無しにしてくれたお礼…万倍にして返してやる!」
舞風「私の恋路を邪魔するヤツは…私に撃たれて沈んじゃないな!」
231Res/152.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。