7:名無しNIPPER
2015/05/07(木) 23:15:51.03 ID:N5rTVwIxO
結局一人飯を終え、家路に着いてしまった。
知らない世界に何の武器も無いまま放り込まれて、孤独に耐えろって事か?
…ちょっとキツいなあ。
「…」
しかし三人か。
前の世界ではもうちょっと仲間は多かった。
彼女らが頼りない訳ではないけど、もう少しくらい多くてもいいんじゃないだろうか。
もう少し賑やかな方が、僕には合ってる。
かと言ってもう女の子をナンパするのもちょっと疲れたし、オーディションは終わった。
あんな広い事務所なんだ。
無駄に使うのは勿体無いよ。
「…」
とは言っても、もう始まってしまった。
今からの僕は、魔法使い、いや、王子様なんだ。
やれるだけの事はやっていくさ。
「…」
時間を無駄にしてしまいそうで、あんまり睡眠はしたくないけど。
…たまにはゆっくり寝てみるのもアリだな。
ベッドじゃないのが心許ないけど。
「…お休み」
誰かは分からないし、聞こえてるのかどうかも分からないけど。
…僕にとっての魔法使いに向かって呟いてみた。
第一話 後日談 終
83Res/54.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。