過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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11: ◆uyMG3dCVpM[sage saga ]
2015/05/10(日) 02:48:26.39 ID:BiqOOEvv0
提督「出来るか出来ないかじゃないんだ」

提督「出来ないとしても可能性が僅かでもあるなら・・・」

人類側は深海棲艦が何故敵対し、人類を襲うか分かっていない。

提督「相手が人間なら国家間での話し合いで解決策を模索することも出来る」

提督「それがこちらに不利であったとしても、とりあえず話しに持ち込むことはできる」

提督「だが、君達は人間の社会とは別の所に居る存在だ」

提督「法も秩序も人間の作ったルール。それは君達には通じない」

提督「話合いのテーブルに着くことすら今まで出来なかった」

提督「それが今、目の前に居るんだ。だから・・・」

提督「まずは話をしたいんだ」

南方「言い分は分かった。だが、別に私がそちらの言う所の・・・」

南方「深海棲艦側の意思決定機関ではないぞ? 私個人と話しても意味はないと思うけど?」

提督「ああ、そうだろうね。でも、それでも・・・」

提督「そこから一歩、前に進むことが出来るかもしれない」

思い出す。かつての事件を。

出会った人達を・・・

霧の艦隊と呼ばれる勢力がこの世界に来て、

一部が深海棲艦側に付き、各海域で暴れまわった事件。

人類側に味方した霧の艦隊も居た為、比較的早くに鎮圧できた。

その時、一時的に艦隊に入り、協力してくれたイオナ達を向かえに来た人物。

それが千早群像だった。

彼らが元居た世界に戻るまでの僅かな間、賓客として過ごしてもらったが、

千早群像とは気が会い、彼が帰るまでの間は仕事が終わると、

よくお互いの世界の話をしたり、色々と他愛のない話をした。

2人で居ると何故か吹雪が喜んで居たが理由は分からない。

そして再び異界と通じ、彼らが帰る時が来た。


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