過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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167: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/06/13(土) 04:15:32.81 ID:ct7Tl2Kf0
結局は自分自身に直接の被害が出て、当事者にならない限り分からないのだ。

まるで、テレビの中の行った事もない土地の事件でも見ているかのように他人事でしかない。

誰もが心の奥底では分かっているハズなのに。

本土の平穏は仮初であり、常に危険が付きまとっている異常事態だと言うことを・・・

だが自分は忘れない。絶対に。

両親が死んだ。この戦争で。そしてまだ戦争は続いている。

自分のような人が今後も生まれる現状が許せなかった。

だから、終わらせなくてはならない。それが自分が生きている意味であり、

ロクに覚えていない両親へ出来る唯一の親孝行であるからだ。

南方「・・・変な人ね」

提督「それはお互い様だろう。毎晩執務室に来てはその写真を眺めて・・・」

南方「・・・・・・なんかね・・・懐かしい感じがするのよ」

提督「俺の両親がか?」

提督(・・・両親と面識があったのか?)

艦娘が沈むと深海棲艦になる。そんな話がある。

軍上層部が直接の回答は控えているが、今までの戦闘経験から、

恐らく事実ではないかと自身で結論つけている。

だとすれは・・・もしや両親の元にいた艦娘だったのだろうか。

全ては憶測でしかないし、確固たる証拠もないので判断は出来ない。

だけど、もしそうなら・・・この感情にも納得がいった。

何故か南方棲鬼と話していると懐かしい感覚になるのだ。理由は分からない。

まるで自分は彼女のことを昔から知っているような・・・

記憶には無いが、もうしかしたら子供の頃に会っている可能性もあるわけだ。

提督(・・・考えても仕方ないか)


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