過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
↓
1-
覧
板
20
258
:
◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/06/25(木) 21:49:00.29 ID:KyXuTlzG0
ほんの少し前、
艦内の工房では明石が急ピッチで作業を進めていた。
明石「よし、出来た。すぐに機関室に・・・」
その直後、突然激しい轟音が鳴り響き、明石はびっくりして尻餅をついた。
壁には大穴が開いていて、外が見える。
明石「え? なんで? 誤作動・・・?」
何故か艤装が勝手に動き出して砲撃をしたようだった。
砲撃時の衝撃で壁にめり込んでおり、今は機能が停止していた。
明石「さっきの南方棲鬼さんの時といい、なんで・・・?」
理由は分からない。
気にはなるが、今は他にすることがある。
一方、甲板に向かう途中、砲撃の衝撃で床に叩きつけられた榛名が目を覚ます。
榛名「・・・私、気を失って・・・? 早く行かないと!!」
また、片腕を失ったル級は痛みで自我を取り戻し、状況を整理していた。
ル級(右腕は欠損か・・・だが、目の前にこんな大きな獲物・・・見逃す手はないな)
先ほどの攻撃は危険だが、次の攻撃がないので連射は出来ない可能性が高い。
ル級にとって幸いだったのは自我を取り戻しても、身体能力の強化は続いていたことだ。
恐らく、まだ泊地水鬼の影響下にあるのだろう。
ル級「次を撃たれる前に仕留める!!」
艦橋では大淀と浜風がようやく艤装を完全に展開していた。
提督「ここは危険だ、一度下に移ろう」
浜風「提督、さっきの砲撃はいったい?」
大淀「内側から撃たれたようでしたけど・・・明石?」
提督「分からん。明石が何かしたのかもしれん」
浜風(さっきの様子・・・まるで提督が何かをしたように見えたけど・・・気のせい?)
提督は先ほどのことは覚えていなかった。
南方(あの音・・・46cm砲。やっぱり・・・この子は・・・私の・・・)
提督「どうした? 下に行くぞ?」
南方「・・・ええ。分かったわ」
南方棲鬼は頷いて提督に続いた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/689.77 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1431193228/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice