過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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286: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/06/28(日) 04:00:21.06 ID:SHAiQwwQ0
泊地水鬼と対峙する鈴谷、熊野、大鳳は満身創痍だった。

鈴谷「・・・ほんと嫌になるね。3人掛かりで、この様なんて」

熊野「敵が異常すぎますわ・・・」

大鳳「不味い・・・もうカートリッジが・・・」

泊地水鬼は笑う。体はボロボロ。沈んでもおかしくないのに。

何がおかしいのか狂ったように笑う。

熊野「敵の様子、変じゃありませんこと?」

鈴谷「最初から変だったけど?」

熊野「そうじゃなくて、なんか損傷箇所が修復されてなくて?」

大鳳「・・・え?」

僅かではあるが、泊地水鬼の損傷が少し修復されていた。

それは限界値を超えた強い負の感情が齎している効果。

深海棲艦とは本来、負の感情、怨念の塊。

戦闘で傷つくほど相手への憎悪が増し、それが一種のドーピング状態にある

泊地水鬼の自己再生能力を異常に高めていた。

この能力は泊地水鬼の影響を受けて暴走状態だったル級にも働いていたのだった。

多くの生物が本来持っている自然治癒能力。それが爆発的に活性化されている。

再生速度は微々たるモノではあるが、これは脅威だ。

大鳳「そう言えば聞いたことがあるわ」

鈴谷「何を?」

大鳳「過去の作戦で確認された固体の中に、時間と共に回復するモノも居たって」

熊野「そう言えば聞いたことありますわね」

6〜7回で攻略するハズが10数回になってしまい、

一部の提督から敵の体力ゲージの自然回復だと嘆きの声があったと噂だ。

鈴谷「不味いじゃん・・・」

泊地「アハハハハハハハハっ!!!」

鈴谷「くっ・・・もう三式弾もないし」

一体、いくつあるのか、泊地水鬼が繰り出す攻撃機が再び迫る。

だが、それは全て叩き落とされた。

泊地「!!!?」


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