過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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301: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/07/03(金) 02:05:45.28 ID:mYbc1jwR0
護衛艦 雷電Uは鎮守府に向かい帰路に付いていた。

提督「で? どうなんだクラインフィールドは」

明石「使えて後4〜5回ですね。本家と違い、これは技術を一部利用した模造品ですから」

出来れば使うことなく居たかった。

群像は使い方に気をつけて欲しいと言った。

この技術を上層部に引き渡した結果、量産が可能であれば人類側に取って大きな力になる。

だが、人類側も一枚岩ではない。

その結果、面倒な騒動になりかねないし、深海棲艦との戦争が終わった後に

政治的取引で他国に渡り、他所の国で軍事利用され、最終的に人類同士の戦いに使用されるのも恐い。

明石「そもそもですけど、量産は多分不可能ですよコレ」

提督「使われている素材のせいか?」

明石「それもありますけど、制御コアも1個しかないですし、コアの複製は無理です」

提督「さて・・・どう報告すべきか・・・」

明石「しなくていいのでは?」

提督「そういうワケには・・・」

明石「提督、貴方は深海棲艦との戦争を終わらせると言いました」

提督「ああ、言った」

明石「その為には、これは必要だと思います。例え後、数回しか使えなくても切り札になる」

明石「ヘタに報告して、上に持っていかれるよりも、ここは利用しましょう」

明石「今までの世界を変えるんです、これくらいは持って置かないとキツイでしょうし」

提督「・・・・・・」

明石「それに、これは提督。軍ではなく群像氏から貴方個人に託されたモノです。でしたら最後まで責任を持つべきかと」

明石「他者の手に委ねるものではありません」

提督「・・・本音は?」

明石「もっと色々弄りたいし、工房に査察にでも来られたら色々まず・・・はっ!!?」

提督がジト目で見ていた。

明石「酷い!! 図りましたねっ!!?」

提督「勝手に自爆したんだろ」

明石「じゃあ、お詫びに結婚してください!」

提督「いや、まだレベルの限界値に達して無いだろう」

明石(カッコカリの方じゃないんだけどなぁ・・・勢いで言うのは無理そうですねぇ)

明石「おふざけはこの辺にして、言ってることは理解してほしいです。群像氏だって提督を信頼して渡したのですから」

提督「・・・そうだな。彼の期待を裏切るわけには行かないな」

結果、暫く霧の技術を保持していることは秘匿されることになった。

だが提督は知らなかった。艦娘の一部が超重力砲を勝手に保持してることを。

明石(色々上にバレたら面倒ですし・・・本当に)ハイライトオフ


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