過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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309: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/07/03(金) 02:13:17.72 ID:mYbc1jwR0
一方、陸奥と長門は自室で休養していた。

陸奥「ごめんなさい」

長門「ん? ああ、話は聞いた」

陸奥「私、ずっと貴女の影に隠れてただけだった」

長門「そんなことはないよ。よくやってくれた」

陸奥「もうさ、つまらないことに悩まないわ」

長門「自分なりの結論が出たみたいで良かったよ。それと何かあれば相談くらいしろ。姉だぞ私は」

陸奥「・・・そうよね。ごめんなさい」

長門「それ禁止な」

陸奥「何を?」

長門「謝ることだよ。自分が間違っていたと感じるなら・・・」

長門「これからの行動で示していけばいい。結局、起こした行動と、出した成果こそが周囲を納得させるものだ」

長門「提督の言葉だがな・・・」

陸奥「そうよね・・・ありがとう」

陸奥「もう迷いはないわ。戦いも・・・恋も・・・負けない」

長門「そうだ。それでいい」

陸奥「私が本気を出したら提督盗られちゃうかもよ?」

長門「それはどうかな?」

長門は不適に笑う。

長門「姉妹同士で盗りあうのも悪くない。容赦はしないぞ?」

陸奥「こちらこそ」

そして陸奥は言った。

陸奥「よろしくね? お姉ちゃん?」

長門「っ!!!」

その発言で長門は固まった。

普段は『長門』と呼び捨てにされていたので、突然のお姉ちゃん呼ばわりに非常に弱く、

たまにに陸奥に遊ばれることがある。

陸奥「・・・顔真っ赤よ長門。相変わらず、この呼び方に弱いわね・・・ふふっ」

陸奥はニヤニヤと笑う。

陸奥「お姉ちゃーん?」

長門「・・・なんか照れくさい」

長門(だが、陸奥も心に余裕が出来たということだ。良かったな・・・)

陸奥を見つめる長門の目はとても優しかった。


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