過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/07/08(水) 23:51:46.93 ID:GidgBr1u0
金剛「へー なんか楽しそうなことやってるネー」ハイライトオフ
提督「金剛か。演習は終わったのか?」
金剛「さっき終わりましたヨー」
提督「確か、今日は新人の提督の艦隊だったけど・・・」
金剛「ちゃんと手加減しましたヨ」
金剛は先程の演習のことを思い返す。
演習相手の旗艦の艦娘が倒れた。
新人提督は叫んだ「ウチの比叡もレベルは150なのに・・・何故、手も足も出ない!?」と
それに対して時雨は言った。
「機械で計測出来るのが150までなだけだから。あまり数値を当てにしない方がいいよ」と
「どんなに強くなっても機械は150としか出ないデスからネー」と金剛も続く。
新人提督は何を言われているか分からなかった。
新人提督(比叡がやられた今、他の艦娘共はレベル50程度・・・と言うかこの6人以外は育ってない!)
新人提督(糞っ!! もっとバランスよく育てておくんだった!!)
球磨「弾が勿体無いから素手で戦うクマー」
新人提督「おまえら! 反撃だ!! 何をボサっとしている!!」
全力を出しても、素手相手に一撃もペイント弾を当てられず、
一隻ずつ轟沈判定を受けた新人提督の艦娘も、新人提督も心が折れた。
特に41砲の弾を素手で軌道を変えながら受け流し、鼻歌を歌いながら接近したのが相手に多大なトラウマを与えた。
我が強く、自信家で、傲慢で・・・同期の仲間からも、部下の艦娘からも嫌われていた新人提督は、
この日を境に、性格が一変。
優しく、穏やかで、熱心で勤勉な青年へと変わる。
やがて彼は生まれ故郷の幼馴染と結婚し、部下の艦娘や同期の仲間から祝福された。
老後に自伝を出した際、こう語っている。
新人提督「あの時ね、私は今までの価値観を全て失ったんですよ。自信というモノが粉砕されました」
新人提督「それからは自分とは何か、世界とは何か、そんなことばかり考えるようになりまして・・・」
新人提督「あれが私のターニングポイントでした」
新人提督「その時の演習相手ですか? 誰もが知ってる英雄の艦隊でしたよ」
新人提督「私は、彼の育てた艦娘に人間として大事なものを教わった気がしますよ」
しかし、そんなことは当事者達は全く知らずに居た。
金剛「特に問題なく終わりましたヨ」
提督「そうか、ありがとう。お疲れ様」
金剛は提督の向かいの席に座るリットリオをに目を向ける。
金剛「まだちゃんと話したことはあんまり無かったデスよね?」
リットリオ「そうですね。リットリオと言います。よろしくお願いしますね」
金剛「金剛型の金剛デース。よろしくネ?」
提督「金剛はこの鎮守府でも古株でな、俺が不在時は司令代行を任せたりしている」
リットリオ「すごい方なんですね」
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