過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/07/23(木) 23:18:20.53 ID:TcK5Yj3x0
娯楽室では、作戦から帰還した瑞鶴と加賀が言い争っていた。
誰も気に留めない。
別に珍しくもない何時もの光景で、別段気にすることじゃないからだ。
誰もが『またやってる』と思っていた。
だが、事情を知らない新参者には珍しく写ったようだ。
イタリア「あの言い争いはよくあるのですか?」
ビスマルク「しょっちゅうやってるから気にしなくていいわよ」
イタリア「フーブツシって奴でしょうか」
ビスマルク「そう言えば、貴女のことはイタリアでいいの?」
イタリア「どちらでも良いですよ?」
ビスマルク「改装すると名前が変わるのね貴女」
2人は言い争う正規空母2人に視線を向ける。
加賀「やはり貴女はまだまだですね。だから五航戦なのです」
瑞鶴「またそれ? 五航戦は悪口じゃないんだけど?」
加賀「もっと鍛錬を積みなさい。それが自分の為であり、仲間の為であり、提督の為になるのだから」
瑞鶴「分かってるし。それくらい」
何時も、何時も、加賀は瑞鶴に対して五月蝿い。
性格的に幼さの残る瑞鶴をまだ一人前として見ていないのだ。
瑞鶴(何よ。すました顔しちゃってさ)
それは後輩を想う先輩の優しさだというのは理解できる。
加賀自身は認めないだろうが・・・
瑞鶴はどうにかして、加賀より優位に立ちたかった。
そのことで頭がいっぱいだった。
瑞鶴「ふん。何時も何時も偉そうにしちゃってさ。一航戦はそんなに偉いわけ?」
加賀「事実を言ってるだけです」
瑞鶴「私なんて加賀さんの知らない情報を持ってるんだから」
加賀「そうですか。良かったですね」
別段興味も無かった。なので去ろうとする。
瑞鶴「提督のことなんだけどなぁ」
その言葉に加賀は止まる。
加賀「提督の? 私が知らなくて貴女が知ってると? ありえません」
瑞鶴「事実よ。この鎮守府でも3人くらいしか知らないわ」
加賀「・・・・・・言いなさい」
瑞鶴「聞こえなーい。 教えてくださいでしょ?」
加賀「・・・教えてください」ハイライトオフ
瑞鶴「どーしよーかなぁーっ♪」
加賀「・・・・・・」イラッ
瑞鶴「ナイショって言われてるしなぁ〜」
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