過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/07/23(木) 23:20:56.87 ID:TcK5Yj3x0
夜。
廊下を歩く榛名は不快な気分だった。
誰かがつけている。
榛名「誰です? さっきからコソコソと」
少し不快感の篭った声。
青葉「ありゃ。見つかっちゃいましたか」
榛名「青葉さん。何のつもりですか? つけまわしたりして」
青葉「いえ、少し知りたいことがありまして・・・」
榛名「知りたいこと?」
青葉「南方棲鬼さんと司令官の関係につい・・・がはっ!?」
最後まで言い終わらなかった。
榛名に首を掴まれ、壁に叩きつけられて、そのまま押さえ込まれた。身動きが取れない。
榛名「誰から聞きました? なんで知ってるんです?」ハイライトオフ
青葉「・・・がっ」
榛名は首を掴む力を強めた。
青葉「がはっ・・・」
その目に迷いはなく、提督に害するのであれば仲間であろうと・・・
場合によっては始末することも辞さないという意思を感じた。
青葉(本当に恐ろしい・・・)
だが、それは本心ではない。
何故なら、自分自身もそうであるから。
普段は仲良くやっていて、それなりに楽しいし、親愛もある。
だけど、もしも提督に対して害悪になるのであれば・・・恐らく迷わないだろう。
その害悪を消すことも。例え相手が人間であっても・・・
一瞬頭に血が上った榛名だったが、我にかえる。
榛名(すこしやりすぎちゃいました・・・)
だけど、手は放さず未だに青葉を拘束している。
青葉「その反応・・・やはり事実ですか」
榛名「もう一度聞きます。何故、貴女が知っているんですか?」
青葉「まずはその物騒な主砲を降ろしてくださいよ」
榛名は瞬時に艤装を展開して、首を絞めると同時に青葉に主砲を向けていたのだ。
青葉「じゃないと、貴女自身も無事では済みませんよ?」
その言葉の意味することが分からなく、視線を下に下げると、青葉もまた腕に主砲を展開しており、
冷たい砲身が榛名の脇腹に当てられていた。
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