過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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509: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/07/29(水) 03:45:46.97 ID:oqRqJdsN0
比叡「どうしたんだろう? なんか霧島嬉しそうだったな」

比叡は執務室のドアを数度ノックしても応答がないので、一言断わってから室内に入る。

すると提督は椅子にもたれ掛かったまま寝てしまっていた。

比叡「疲れてたのかな・・・最近忙しそうだったし」

とりあえず、頼まれていた徹甲弾の改修を終えたので、その報告書を提出する。

比叡(司令・・・)

腕を組んだまま眠りにつく提督。

比叡(今なら、司令を殺せるのかな)

そんな恐ろしいことをふと思った。 自分でも恐ろしかったが思考は止まらない。

比叡(そしたら・・・司令は私だけのもの 私ダケノ・・・ワタシダケノ)ハイライトオフ

後は標本か、ホルマリン漬けにでもすればずっと一緒に居られる。

誰にも盗られない。自分だけの提督だ。

しかし、それだといずれ劣化する。永遠に一つになるには・・・

比叡(そうだ。食べれば良いんだ 骨も肉も何もかも)

そうすれば一つになれる。自分と提督の血が混ざり、一つの存在となる。

それがとても素晴らしいことのように感じた。

未来永劫、永遠に一つだ。

どうせ自分は勝てない。

実の姉である金剛への愛が強すぎて、提督の魅力に気付くのに遅れた。

出遅れたと感じた。

皆、魅力的な娘ばかりだ。自分が入り混む余地はない。

何時か誰かと提督が結ばれる。

その誰かを殺しても、その場所に立つことなんて出来ない。

別の誰かが立つだけだ。

自分の場所にはならない。

だったら、もう自分だけのモノにすればいい。

未来全てを奪い、自分と一つに昇華される。

比叡(ひとつになれば・・・もう離れることはない)

比叡(そう、第三者が私と司令を引き裂くことなんて出来ない)


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