過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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551: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/08/09(日) 02:00:58.97 ID:ghPUSSZt0
その頃、南方棲鬼はその様子を監視カメラで見ていた。

南方「なんであれで気付かないかなぁ・・・」

どう見ても、好意を抱いているのは一目瞭然なのに。

南方「本当にどういう教育を・・・元帥め・・・」ハイライトオフ

そこでドアがノックされる。

南方「どーぞー」

瑞鶴「お邪魔しまーす」

南方「どうしたの?」

瑞鶴「この烈風なんだけど、誰の物でもないみたい」

南方「え? この鎮守府のモノじゃないの?」

それは何時だったか、自室に尋ねてきた烈風。

誰かのイタズラかと思ったが、この鎮守府のモノじゃないときた。

南方(どこから来たのかしら・・・)

烈風を瑞鶴から受け取ってあることに気付いた。

翼の裏側に傷があった。

南方(あれ?・・・この傷・・・どこかで見たような・・・)

既視感は合ったが、思い出せない。

それがモヤモヤした。

瑞鶴「それよりそろそろお昼だけど・・・」

南方「そうね。一緒に食堂に行きましょうか」

瑞鶴「やった! お義母さんと一緒だ!」

南方「ふふふ・・・」

南方棲鬼は無邪気に喜ぶ瑞鶴をとても可愛らしく思った。

最近の日常。何時もと変わらない光景。

こんなに普通に暮らしていて良いのか疑問だった。

しかし、それも長くは続かない。

艦娘、深海棲艦、提督を取り巻く者達が少しづつ動き始めたから。

誰もが認識出来ないまま、事態は少しづつ、加速して行くのだった。


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