過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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585: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/09/22(火) 08:20:38.81 ID:8zND7Lrv0
執務室

秋津洲「神様! 終わったかもー!!」

提督「秋津洲。 その神様って呼び方は止めてくれないか・・・」

秋津洲「え? だけど・・・」

提督「提督でいい。むしろそう呼んでくれ。お願いだから、頼むから」

秋津洲「どうしても?」

提督「どうしてもだ。その呼び方は困る」

秋津洲「・・・分かった。提督」

提督「・・・ありがとう」

提督(この前、町へ買出しに行った時は変な目で見られたからなぁ)

少し前のことである・・・

秋津洲「え?・・・お菓子買ってくれるの!?」

提督「ああ、好きなの選びなさい」

秋津洲「ありがとうっ!! 神様!!」

スーパーの店員「!!?」

なんてことがあった。

何度言っても、ずっと神様、神様と言うから、周りからおかしな目で見られたかもしれない。

だが実際には少し違っていた。

スーパー店員(神様だと・・・やはり・・・そうだったのか)

スーパー店員(空を飛び、深海棲艦を倒し、町民を救った英雄・・・)

スーパー店員(祖父も言っていた・・・あの人は神だ、戦神様だと・・・)

スーパー店員(この地の伝説だと人の世に降りた神が世界を平定し、光を齎すという・・・)

スーパー店員(神よ・・・どうか、世界に光を・・・)

町民1(やっぱり、提督様は・・・)

町民達((((神様なんだ!!))))

提督(うわぁ・・・すごい見られてる・・・なんか拝んでる人も居るぅぅ!!?)

無論、提督はそんな事情は一切知らない。

提督「しかし、今週ずっと秘書艦を頼んでるけど、まだ3日目ですごいな・・・」

秋津洲「え? 何が?」

提督「書類仕事。どれも問題ないよ。ありがとう」

秋津洲「ありがとうございます! 所で・・・」

提督「なんだ?」

秋津洲「あたしも出撃したいかもっ!」

秋津洲(まだ一度も戦闘したことないし・・・)

秋津洲(戦いへの恐怖はあるけど・・・)

自分が保護された日のことを思い出すとゾっとした。

秋津洲(でも、何時までもこんなのダメ。神さ・・・提督に失望されちゃう)

何より、それが一番恐かった。

保護されてすぐの頃は他の艦娘すら恐かったが、提督と一緒に挨拶に回り、

何度かリハビリを繰り返した結果、今では普通に艦娘と会話くらいは出来るようになった。

提督「じゃあ、午後の鎮守府前の海域の哨戒任務をお願いしようかな」

秋津洲「任せてっ!!」

そして、秋津洲が旗艦となり、睦月、如月、皐月、三日月、望月と共に出撃した。


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