過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
1- 20
656: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/10/06(火) 01:29:11.09 ID:FbDlMPPN0
時雨「嫌だなぁ・・・僕と提督はケッコンしてるんだよ? 夫のことを間違えるハズないじゃないか」ハイライトオフ

無表情で時雨は指にハメている指輪を見せる。

時雨「僕と提督はね、互いに分かるんだ。相手のことを。だってそうだろう? 心から愛し合ってるんだから」

時雨「魂と魂で感じあうんだ。だから分かるんだ。君は違う。間違い。提督じゃない。誰なのかな?」

時雨「・・・問い詰められて心拍数が上がってるね。分かるよ。聞こえるよ鼓動が・・・」

時雨「でも不思議だ。体の匂い、心臓の音、それは提督そのものなのに・・・」

春雨「はい、まるで『中身』だけが別物みたいです」

執務室のドアに鍵をかける。

瑞鳳「なんで鍵をしめるの!?」

春雨「逃走しないようにです」

時雨「・・・もう一度聞くよ?」ハイライトオフ

春雨「貴方は誰なんです?」ハイライトオフ

提督「ひっ!?」

提督(金剛)は結局洗いざらい白状した。

時雨「なんだそういう事か。先に言って欲しかったかな」

春雨「びっくりしちゃいました! スパイが紛れ込んでるかと・・・」

瑞鳳(仮にスパイだとしたら、ウチにスパイに来た時点でその人の末路は・・・)

時雨「そうだね。手を汚す前に冷静に確認を取っておいて良かった。取り返しが付く前で良かったよ」

提督「・・・冷静? あれで?」

時雨「そんな睨まないでよ金剛。中身がキミでも提督に睨まれてる感じで変な気分になるじゃないか///」

春雨「それに、金剛さんが私達の立場なら同じことをしたんじゃないでしょうか」

提督「それは否定できませんネ」ハイライトオフ

瑞鳳(それを言われると私もだし・・・)ハイライトオフ

時雨「いっそ所属している艦娘には説明した方がいいと思う」

時雨「些細な行き違いから、鎮守府内で戦闘に発展する可能性もあると思う」

時雨「そして、それは何時起きても不思議じゃない」

瑞鳳「・・・無いって言えないのが恐い所ですね」

提督「ですねー 一度提督を呼んで相談しますね」

結局、事件発生から30分で全員にバレた。

南方(息子に打ち明けるか悩んでる間に次から次へと悩みの種が増えていく・・・)

泊地水鬼「ねぇねぇ、提督がクッキーくれた!」

南方「そう。良かったわね」

泊地水鬼「疑問なんだけど、もしも、私と提督が結婚したらさ、南方棲鬼は私の義理の母になるの?」

南方「・・・は?」

泊地水鬼「A級就職って奴をすると、働かなくて済むって初雪から聞いたんだ」

南方「・・・永久就職ね。ていうか元主婦舐めないでくれない? 殴るわよ」ボコッ

泊地水鬼「もう殴ってる!! 痛い!! 痛い!! 二度もぶった!!」

南方棲鬼の胃薬の使用量がまた少しだけ上がった。

色々限界が近かった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/689.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice