過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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734: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/10/24(土) 03:22:36.32 ID:F/zDaFwo0
笑顔だった電の目が険しくなる。

電「いえ、まだなのです」

暁「あっ!!」

視線の先、リ級が居た。ダメージを受けていたが辛うじて浮いている。

天龍「あいつ・・・味方を盾に!?」

リ級は盾代わりにしたホ級を海面に投げ捨てる。

ホ級は既に活動停止しており、海底へと沈んでいく。

憎悪の篭った目を向けて、主砲を構える。

リ級「コロス!! コロス!! コロス!!!」

怨念と怒りが、リ級の破損した体組織を少しづつ修復し始める。

天龍「チッ・・・やるか・・・」

距離はかなり離れている。一撃で命中は難しい。

ならば、砲撃を避けながら、接近して叩けばいい。

あのダメージでは最初のように攻撃を避けることも難しいだろう。

だが、天龍が向かうより早く、背後より砲撃音がした。

電「今度こそ、安らかに眠って欲しいのです・・・」

電の放つ主砲の一撃は、リ級の頭を吹っ飛ばして、今度こそ敵は殲滅された。

天龍(え?・・・この距離で当てたのか!?)

雷(・・・まだ私は電に勝てないのね。私だってもうレベルカンストしているのに)

電「・・・作戦終了なのです」

響「成功してよかったよ」

電「そうですね。被害も無くて良かったのです」

暁「最後のリ級は少しびっくりしたけどね」

電「時として、生への執着は想像以上の力を引き出すのですよ・・・」

龍田「それにしてもよく、こんな作戦を思いついたわね」

電「昔、似たようなことをしたのです」


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