過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/10/24(土) 03:23:58.22 ID:F/zDaFwo0
だから今は悲しまない。敵を討つ。未来の為に。夢のために。そして・・・
電(大好きな・・・司令官さんの為に・・・司令官さんと私の敵は・・・全て・・・)ハイライトオフ
今は敵を殺さないとダメなんだ。
そうじゃないとまた・・・
雷「どうしたの? さっきから黙り込んで?」
電「なんでもないのですよ?」
雷「・・・そう? ならいいけど」
天龍「さーて・・・鎮守府の応援に向かうか」
天龍はレ級に抜かれたのが余程気に食わないのか、ヤル気満々だった。
龍田「もう誰か倒しちゃったんじゃないかしら?」
電「・・・ダメなのです。やっぱり、通信がまだ回復していないのです。ということは妨害しているのはレ級・・・」
響「みたいだね」
暁「早く戻らないと!」
電「いいえ、まずは鎮守府ではなく民間の漁港に行くのですよ」
天龍「は? 鎮守府に敵がいるのにか?」
電が前進すると天龍を残して全員が進みだした。
天龍「ちょっと待てよ!」
慌てて天龍も追いつく。
雷「どういうこと?」
電「現状、鎮守府とまだ連絡が取れていないのです。まず必要なことは?」
先生が生徒に答えさせるように天龍に話を振る。
天龍「え・・・と・・・連絡を取ること?」
電「そう。まずは状況の確認。そして、こちらの状況を知らせるのです。全員無事だと」
暁「なんで漁港なの?」
提督の方針で、舞鶴では若狭湾での漁を許可していた。
無論、安全の為にルートの指定や、細かいルールは設けているが・・・。
それでも、この時代に海での漁を可能にさせてくれた提督に漁師や市民は感謝し、
指示には全面的に従っている。中には崇拝している者が居るほどに。
見返りを求めず、市民の生活に必要なことだと判断して行ったことではあるが、
結果として真摯な対応が市民の信頼を勝ち取り、さらには魚を少し別けて貰う恩恵も受けている。
これは軍属が民間から賃金を貰って、何かをするのが問題なので、提督は金銭の受け取りを断わったことから始まった。
猟師たちは仲間内で相談し、漁で取れた魚を鎮守府にお裾分けした。
最初は断わっていたが、最終的には提督が折れて、食べきれる量で、
あくまで自分達の生活利益を優先することを前提に受け取ることになって、それが今でも続いている。
少し前にも艦娘が護衛として付き合い、秋刀魚を大量に捕まえてきて、旗まで貰っていた。
この漁港は若狭湾と舞鶴湾の境に存在し、舞鶴鎮守府に戻るには必ず通過することになる。
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