過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/11/12(木) 06:23:13.60 ID:ll+xaQdu0
能代(提督が居るだけで、こんなにも心が落ち着くんだ・・・)
伊勢「それより、増援はどうするのさー」
翔鶴「アレを振り切って撤退は難しそうですよ?」
金剛「ああ、だがな・・・よく考えたら恐らく、もう増援は向かっていると思うんだよな」
伊勢「どういうこと?」
金剛「俺達から連絡が途絶えて、時間がたっていることがまず一つ、そしてもう一つは戦闘による砲撃音だよ」
鎮守府のある舞鶴湾から出てはいるが、陸地には近い。そんな場所でドンパチをやっていれば陸地に音が届く。
そうなれば嫌でも異常な事態だと分かる。
そして今、執務室に居るのは提督である自分の体に入っている金剛だ。
彼女ならすぐに動く。確かな確証はない。だが恐らく編成を済ませて増援を向かわせているだろう。
沖で戦闘になった第二艦隊にも電が居る。
彼女も、この状況下で最善の行動を取っているハズだ。
どれも憶測。だけど、それは同じ時間を共有してきて培った信頼から来る確信。
金剛「提督である自分が、艦娘として戦いに加わるのは間違いだと思う」
だけど・・・
金剛「やっぱり、皆を置いては行けないよ。我侭を許してくれ」
弥生「でも・・・もしも、死んでしまったらどうするんですか・・・?」
皆それを一番恐れている。提督が死ぬことを。
金剛「・・・死ぬつもりはないし、皆を死なせるつもりもない。絶対にな」
根拠はない。だけど、その言葉だけで自然とそうなると確信出来る安心感があった。
伊勢「提督としては失格だよね。でもだからこそ・・・私は貴方を愛しているし、戦える」
翔鶴「なっ!! 私も!! 私も愛してます!!」
金剛「ああ、俺もだ」
伊勢(家族として・・・でしょ? 私は違うんだけどなぁ)
弥生(良かった。司令官が鈍くて)
卯月(いつものパターン・・・)
能代(でも提督が自覚したら、きっと争いで死人出ますし)
金剛「・・・どうした?」
伊勢「べっつにぃ〜」
金剛「・・・?」
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