過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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817: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/11/22(日) 03:38:08.49 ID:O2tQGQPu0
場面は変わり、レ級と戦闘中の提督達はレ級の攻撃を何とか防ぎきっていた。

レ級(てーとくが居るだけで、こうも変わるなんて・・・やっぱり面白いや!!)

伊勢と金剛(提督)の2人は敵の攻撃を避けながら撃ち返す。

伊勢「上手いじゃないですか」

金剛「そうか? ありがとう」

伊勢「ただ、あまり突出しないでくださいね」

金剛「分かっている」

伊勢「それで? どういうことです? 敵さん、鎮守府の目の前に居るって事?」

金剛「多分な。本来はウチの鎮守府から他へ応援を呼べなくするのが目的だったんじゃないか?」

レ級の狙いはどうやら自分らしい。

本来であれば鎮守府を強襲し、救援要請を出さないようにする為の処置だったのだろう。

その為に当鎮守府から他の鎮守府や哨戒に出ている艦隊への無線連絡を封鎖する。

だから鎮守府との通信が出来なかった。

しかし、あくまで鎮守府との連絡が取れなくなるだけだったので、天龍達とは無線が通じた。

伊勢「でも天龍とも途中で連絡出来なくなったよね」

金剛「それは俺達が舞鶴湾近くまで来たから干渉を受けているんだろうな。もっと沖へ出れば天龍達と繋がると思うぞ」

伊勢「なるほどね・・・」

金剛「それにしても敵も中々やってくれる・・・」

敵の潜水部隊は定期的に現れるが、今までの戦闘記録だと月に1回程度。

それを倒すと、また一ヶ月くらい間を置いて、再び現れる。

この約一ヶ月という間隔が今まで崩れなかったので、

一応は警戒をしていても、内心はどこかで居ないものだと思い込んでいた。

金剛(狙ってやったなら、中々に裏を搔くのが上手い様だ)

同時に自分の認識の甘さを反省した。

慣れるというのは恐い。

戦場では裏を搔くのは当たり前。そう、当たり前なのだ。

だけど、自分はどこかで可能性を肯定しながらも、それはないと思い込んでいた。

金剛(失態だな・・・だが、おかげで良い勉強になった。次はないがな)


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