過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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891: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2016/01/03(日) 03:24:51.84 ID:DF/UsVyM0
南方「私は・・・私は・・・」

青葉・・・いや今は海野か。彼女の言葉で全てを思い出した。

思い出したくなかった。

知らずに居たかった。

こんな思いをするなら、あの時、榛名に討たれていれば良かった。

何故自分はこうも苦しまなくてはならないのだろうか。

海野「一応は覚えているみたいですね? 深海棲艦の影響下を離れたからですか?」

南方「・・・あ・・・貴女はどうしたいの? 私が許せないと言うなら、貴女が殺してよ。私を!!」

海野「・・・とりあえず話は最後まで聞いてくださいよ」

それから、あの事件の後の顛末が語られた。

長門達全滅の後、時間を置いてから他の鎮守府と連合艦隊で出撃。

敵との交戦は避けて現場海域での生存者、遺体の捜索をしたらしい。

幸い、既に深海棲艦の部隊は海域には居なかったらしい。

必死の捜索で変わり果てた提督(父)の遺体を発見、誰もが言葉を失なった。

海野「その後、私達の鎮守府は閉鎖されました」

夫が生きている可能性を信じていたが、僅かな希望すらも打ち砕かれたらしい。

海野「それから所属する艦娘は2つの道が残されました」

海野「一つは他の鎮守府所属になること、もう一つは解体です」

海野「私達の錬度はかなりのものでしたからね。欲しがる鎮守府はいくらでもありました」

海野「だから、ちょっとした奪い合いになったんですよ。酷いものでした。醜いですね人間って」

海野「そんな状況を知った、元帥が怒り狂いましてね。彼は司令官の親友でしたから・・・」


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