18:名無しNIPPER
2015/05/11(月) 15:49:45.37 ID:TGCXuz42o
雷電「悪く思うな」チャキッ
凛「アーチャー!」
士郎「駄目だ、間に合わない……!」
雷電「はぁっ!」ブォンッ
アーチャー「舐めるなよ……!」
グサッ
雷電「ぐっ!?」バッ
ズザー
アーチャー「不意打ちとは、やってくれる。貴様はアサシンか?いや違う……その剣。ハッ、セイバーが弓兵相手に不意打ちとは、聞いて呆れる」
雷電「……しくじったな、一応セイバーというのは白兵戦では最強と自負していたんだが……こうも簡単に防がれてしまうとはな。どうやらお前は余程の手練れと見る」ブシュ フッ
士郎「クソッ、待ってくれ雷電!そいつらとは戦っちゃいけない!」
雷電「何故止める?こいつらはこのタイミングでここに来た。どう考えてもお前の命を取りに来たとしか思えんのだが?マスター」
士郎「い、いや!だからマスターだとかなんとか、俺には何のことやらまるで理解が……それに、相手のマスター」
凛「……驚いた。衛宮君、貴方がサーヴァントを……?」
士郎「遠坂……雷電、あいつは俺の……同級生、いや、顔見知りだ。できれば争いは避けたい」
雷電「そうはいかん。向こうのサーヴァントはそう思っていないようだが」
アーチャー「凛、下がれ。マスター諸共このまま仕留める」
凛「待ちなさいアーチャー……衛宮君、質問に答えなさい。あなたがそのサーヴァントを召還したの?」
士郎「いや、だから待ってくれ遠坂、さっきから俺にも状況が呑み込めてない。……青い槍使いに襲われて、どうにか凌いでいたら突然雷電……セイバーが現れて、助けてくれた。それ以外はさっぱりだ」
凛「……。アーチャー、私には彼が嘘をついているようには思えないわ」
アーチャー「どうだか。現に奴のサーヴァントは俺たちに襲い掛かってきた」
雷電「悪いな。しかし主を守るのが俺の役割である以上、当然の判断にすぎん。このままお前たちが剣を収めると言うのなら、俺はマスターの指示通り刀を収めてもいいが」
凛「――良いでしょう。アーチャー」
アーチャー「……了解した」フッ
士郎「消えた……!?」
雷電「案外素直な奴だ」ツー……チンッ
凛「消えたわけじゃないわ、霊体化……っていっても分かんないか。まぁ良いわ、改めてご機嫌よう?衛宮君」
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