13: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/12(火) 16:42:53.47 ID:tcuIPDrV0
>翌日
王子「〜♪」
数日分の食料を背負った王子は、鼻歌を歌いながら外壁をよじ上っていた。
体が軽い。これも、あの窓の先で美しい姫が待っているおかげか。
王子「姫様ぁ〜!おはようございまーす!」
姫「あら王子様、おはようございます」
王子「食料を…おや」
ふと変化に気付いた。
姫の耳には、昨日つけていなかったイヤリングが光っていた。
王子「そのイヤリング、お似合いですよ姫様」
姫「あ…お気づきですか王子様」
王子「そりゃ勿論」
昨日姫が着ていたドレスのことだって、王子には思い出せる。
昨日見た印象では格好が控えめな姫だったが、今日は昨日より少し華やかになっている。
姫「お友達が来るということで、少し格好に気を使ってみたのですけれど…」
王子「良いです」グッ
姫「そ、そうですか?」
王子「姫様自身勿論お美しいのですが、人が来るからちょっとアクセサリーをつけてみる…そのお洒落心が女性を可愛くするんですね」グッ
姫「や、やだ恥ずかしい…」
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