72: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 18:57:22.50 ID:gEjvLFLL0
王子「姫様…!良かったご無事で…」
だが、そんなことすぐにどうでも良くなった。
何があったのかはわからないが、わからなくてもいい。姫が無事なら、それでいい。
姫「王子様、私――」
王子「姫様…?」
しかし王子は姫の浮かない顔に、一瞬、嫌な予感がした。
王子「どうしました姫様…?」
予感なんて外れる。それに、多少の嫌なことは飲み込める。
だって――
姫「私は――」
だって自分は――
姫「もう――貴方といることはできません」
王子「!?」
――姫と一緒に居られれば、それでいいのだから。
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