84: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/17(日) 18:53:24.83 ID:FPT0xFOF0
王子『さあっ!その姿を見せよっ!』バッ
姫『…え?』
どうしてだか、初めて出会った時のことが頭に浮かんだ。
あの時の自分も、飢えていて、寂しくて、誰かに救い出して欲しくて。
王子『今すぐ貴方を連れ出してみせましょう!この私にお任せあれ!』
王子の言葉が、ただ純粋に嬉しかった。
まるで――
王子『迷惑だなんて!むしろ本望というか、貴方を救いたい!!』
王子『姫様、毎日ここに来ても良いでしょうか?』
まるで彼は――
王子『…俺のお姫様に、なって下さいませんか…?』
運命の王子様みたいで。
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