57:名無しNIPPER
2015/05/18(月) 03:04:27.84 ID:wHfwpjGM0
 軽巡棲鬼a「イヤダアアアアアアアアアアアア……」 
  
 軽巡棲鬼b「クウボスイキサマダケデモ……オニ,ゲヲ……」 
  
 空母水鬼「クッ……コンナハズデハ……」 
  
 あの作戦から龍鳳達は一気に攻勢になり、軽巡棲鬼一隻を轟沈、一隻を大破、空母水鬼を中破。 
 一方龍鳳達はゴーヤ、龍鳳共に小破したものの『鬼』三隻に対しこの損傷は実力や作戦以上に、提督が毎日欠かさず行っていた回避訓練の賜物だろう。 
  
 『艦娘だって女の子だからね、女の子に傷を付けさせたくないんだよねー』 
  
 とは提督の口癖。 
  
 龍鳳「提督!追撃はどう致しますか?」 
  
 提督「まあ、空母水鬼はしゃーないけど逃がして良いわ。取り敢えずそこの軽巡棲鬼にトドメを射すぞ……ゴーヤ、魚雷発射だ!」 
  
 ゴーヤ「了解!これで……決まりでち!」 
  
 軽巡棲鬼「ク,ソ……」 
  
 結局空母水鬼は取り逃がすも、軽巡棲鬼二隻を討ち取っただけでも大戦果である。 
  
 提督「もったいないけど早くいかないと曙達が心配だし、行くぞー」 
  
 龍鳳「そ、そうですね……」 
  
 少しだけ残念そうに、悔しさを含ませながら答える龍鳳。 
 だがそれを見逃す程、提督も鈍感ではない。 
  
 提督「……お前ら、頑張ってくれてありがとな」 
  
 龍鳳「提督……!」 
  
 瑞鳳「ありがと、提督」 
  
 ゴーヤ「ゴーヤ、嬉しいでち!」 
  
 気遣いが出来るのも、この提督の魅力かも知れない。 
  
 提督「よし、それじゃ急行するぞ」 
  
 護衛艦の最大出力最大ノットで提督は曙達の元へ急行する―― 
  
  
 東提「フハハハハハハハハハハハハハ、お前が取り逃がした空母水鬼は俺が討ち取るゥ!」 
  
 提督「……一体どこでそんな早く情報手に入れたんだ、アイツ……」 
  
 途中、狂気の声色で空母水鬼が逃げた方向へ全速前進する提督(東海提督)がいたがそれはまた別の話―― 
  
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