62:名無しNIPPER
2015/05/20(水) 01:33:42.62 ID:NSJW4f8Y0
提督「スマン曙、遅くなった!」
曙「いや、かなり早かったわ!今回の采配、上々じゃない!」
艦娘は一人でも強いのは確か。
でも力を使いこなすには提督の采配が必要不可欠。
最初は本当にバカみたいな采配でヒヤヒヤした事も多かったけど本当、最近は名将の風格まで出てきて数年前がとても懐かしく思う。
提督「ありがとよ!それじゃ、行きますか!」
曙「ええ!」
私達の損傷は、私が小破してるだけでそれ以外はさっきの戦いまでの状態を維持出来ている。
でもトリプルダイソンにダメージは全く与えられていない。
回避優先とは言え、艦娘全体で見てもトップクラスの二人をもってしてもだと、かなりキツい。
提督「瑞鳳、龍鳳、ゴーヤは即時攻撃部隊の発艦を行え!曙ちゃんは自慢の脚力で大井と山城が砲撃を行いやすく相手の撹乱を!大井、山城は最大パワーで姫の方から倒してくれ!」
瑞鳳「提督、私頑張る!攻撃隊、発艦!」
龍鳳「提督の期待を裏切る真似は絶対しません!同じく攻撃隊、発艦!」
ゴーヤ「ゴーヤにかかれば問題ないでち!攻撃隊、頑張って!」
大井「ふふ、私の魚雷の餌食になりたいのは誰しら……」
山城「同じ戦艦として、私は絶対に負けません!」
曙「……」
火力が無くて、どうしようもなく悔しかった時期があった。
悔しくて泣いた事だってあった。
でも、そんな時でもクソ提督はクソ提督で。
提督『火力がねーならサポートをしたらどうだー?ほら、駆逐艦は足速いからよ……んだ、不満か?戦いは攻撃がすべてじゃねー、サポートだって立派な戦術の一つだぜ?にひひ』
その言葉があったから私はここまでやって来られた。
曙「行くわよクソ提督!勝って、帰ったら…………いっぱい、甘え、させてよね……」
提督「……っ!はは、可愛い恋人にそんな事言われちゃ……断れないねっ!」
事実上日本の、世界の、そして何より私達の……平和を懸けた最終決戦が幕を開ける――
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