27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/12(火) 07:50:49.74 ID:PyKvkZDTo
「彼が……比企谷君が、自分で考えて選んでくれた、というのが重要なのだと思うわ……」
「そっか……そうだね」
ゆきのんはとても穏やかで、嬉しそうな顔をしてた。
なんてことはない会話だったんだけど、やっぱり前までのゆきのんと違うのかな、と思った。
確信したのはマラソンの後、保健室での出来事。
盗み聞きみたいになっちゃったけど、ヒッキーはゆきのんに一歩踏み込んで、ゆきのんはそれに応えた。
葉山君とゆきのんが噂になったとき、ヒッキーにちょっとした探りを入れた時はうーん、違うのかなって思ったけど、ヒッキーも少しだけ変わっていた。
あたしともちゃんと向き合おうとしてくれてるのはわかるんだけど、ヒッキーから一歩踏み込んだのはあたしじゃなくてゆきのんの方だった。
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