73:名無しNIPPER[saga]
2015/05/13(水) 22:37:16.75 ID:dvaCfdRV0
提督「………168だ」
168「!?」
提督「待たせたな」
168「………本当によ!もう!本当に信じらんない!」
提督「悪かった。少し星の巡りが悪かっただけなんだ。無視していたわけではないんだ」
168「いっぱい無視されて傷ついたんだから!もう司令官のことなんかしーらない!」
提督「悪かった。機嫌をなおしてくれないか?」
168「ふーんだ!」
提督「どうすればいいんだ?」
168「………まだ聞いてない」
提督「………何をだ?」
168「今まで何のために駆け回ってきたのよ!?」
提督「……では168聞いてくれ」
168「うん」
提督「俺とラインしてくれないか?」
168「はい!喜んで!」
提督「じゃあ、早速やるか」
168「………あの、司令官。これLINEじゃなく、REINなんだけど………」
提督「ああ!?緑色かそうでないかの違いがそんなに重要かよ!?」
168「重要よ!これじゃラインできないじゃない!」
提督「………」
168「………」
提督「168。これを受け取って欲しい」
168「何よ?ってこれ指輪じゃない!?」
提督「168。俺は大切なことを忘れていた。俺の目的は艦娘と絆を強くすることだった。その手段にラインを選んだに過ぎなかった。いつしか本当の目的を忘れて、ただの手段が目的となっていたようだ」
提督「簡単にいつでも繋がれる利便性から、いつしか相手からの応答を急かす気持ちが生まれていた。艦娘の多くはこんな俺を叱責してくれたが、今それに気づいたんだ!大切なものはデータではなく目の前にあるんだ!」
提督「168!聞いて欲しい!」
168「っ!はい!」
提督「168!俺と結婚してくれ!そしてデータではない本当のラインを結んでくれ!」
168「………っはい、喜んで」
提督「では、指輪をはめるぞ。手を出せ」
168「………私達はほんと馬鹿みたいな時間を送ったのね」
提督「………そうだな。そして、もうこれは俺に必要ない」バキッ
168「でも、無視したことを誤魔化せないんだから」
提督「それは困った。どうすればいい?」
168「そうね。私と一緒に100mぐらい潜ってもらうわ。一生懸命案内してあげる!」
金剛「・・・・・・・・・」じー
おわり
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