過去ログ - 【艦これ】吹雪「最初からやり直す?」【安価】
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43: ◆Wb.6SYbOec[saga]
2015/05/15(金) 23:44:12.35 ID:SMesgy5RO
「わぁ、本格的だね!」

「ここは駆逐艦の教室で、上の階には軽巡の方の教室があるのですよ!」

お昼ご飯を適当に摘まんだ後、電ちゃんと秋月さんの計らいで、鎮守府内の施設を案内して貰うことになった。

「私、こういうの憧れてたんだあ」

「前の鎮守府にはなかったんですか?」

「あったけど、ここまで設備は揃ってなかったよ」

それこそ、前の鎮守府の学校は寺子屋程度のもので。教鞭を振るう重巡以上の子も数える程度しか居なかったため、授業を行う事すら稀だった。

「今日は日曜だから、明日皆を紹介しますね」

「うん。有り難う」

秋月さんの言葉を背中に、私は興味津々で教室を見て回る。

「わっ、席に名前の書いた札がある」

「吹雪ちゃんの席は、秋月ちゃんの後ろなのですよっ」

「既に私の名前が入った札が机に!」 

「黒板が見えにくいとかあれば、すぐに言ってくださいね」

そんな私を微笑ましげに見る二人。
教室を一通り見て回り、満足した私は気になった点を聞いてみる事に。

「ここの鎮守府の駆逐艦はこれだけ?」

「後、三クラスあるのですよ」

「演習はクラス毎に分かれて紅白戦ですから」

「演習かあ……」

身体を動かすのは好きだが、少なくとも得意ではない。
前の鎮守府でも、頑張っては見たのだが上手くはいかなかった。

「二人は実戦をどのくらい経験してきたの?」

「今の艦隊になってからは二回ですかね?」

「一回は何もしないうちに夕張さん達がやっつけちゃったのです」

「そうなんだ……」

夕張さんはともかく、島風ちゃんと春雨ちゃんはそんなに練度が高いのか。
私は感嘆する。

「吹雪ちゃんは?」

感心してると電ちゃんが聞き返してきた。
私はその言葉に一瞬だけ詰まる。
そして、

1.正直に言う
2.誤魔化す


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