過去ログ - 小梅「よくわからない人たち」「何をしていたのか忘れた人たち」
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2:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:05:18.94 ID:SQpFUvhwO


【よくわからない人たち】


以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:06:21.50 ID:SQpFUvhwO

珍しい道を通るという好奇心が、増していく

全身が暗闇に溶けこむ

以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:07:25.55 ID:SQpFUvhwO

「………」


まだ駅前が見える
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:08:33.46 ID:SQpFUvhwO

するとすぐに、薬局の赤錆びた看板が見える

大きな『薬』という文字と、ひび割れた壁から滲み出る、水の垂れた跡が、また違和感を生む

以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:09:44.41 ID:SQpFUvhwO

「……あれ…?」


2階の窓から、人型の何かがこちらを見ていることに気づく
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:10:39.61 ID:SQpFUvhwO

「…こ、こんばんは…」


2階の彼に会釈をする
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:12:00.47 ID:SQpFUvhwO

薬局をすぎると、八百屋が見える

おもしろいほど朽ちた屋根が、そこらじゅうを舐め回すような動きで、風に吹かれている

以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:13:23.20 ID:SQpFUvhwO

「……また、誰かいる…」


閉められたシャッターの前に、何かが立っている
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:14:22.39 ID:SQpFUvhwO

シャッターを見つめるその目が、少し黄ばんでいる


「…何か…か、買い忘れたのかな…?」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:15:35.69 ID:SQpFUvhwO

八百屋をすぎると、精肉店が見える

ここで初めて、彼女はぎょっとする

以下略



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