過去ログ - 女騎士「くっ、殺せ!」「そこまでだ」
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28:名無しNIPPER[saga]
2015/05/14(木) 07:40:32.95 ID:/63Z4SUt0
女騎士「ここが最近、女王が病弱なことから、跡継ぎ争いで黒い噂の絶えないダークエルフの城か」

女騎士「結局前回も私自身は何の成果もあげられなかった…それどころか途中人質になって足を引っ張っていた」

女騎士「それなのにまた出世、巷は私を英雄視…このままではいつか、私も上様に成敗されてしまうのではないだろうか…」

女騎士「いっそ部下を連れてくればいいのか…?いや、それで負けたらもう取り返しがつかないな」

女騎士「いやしかし!今回は陛下直々の勅命による偵察任務!必ず成功させてみせる!」




ダークエルフ姫騎士「くっ、殺せ!」

女騎士「あっ、それ私のセリフ!」

ダークエルフ家老「フンッ、まさか我が城に人間の密偵が忍び込むとは」

ダークエルフ側室「しかし密偵の癖に鎧姿で忍び込むとは、馬鹿な者よ」

女騎士「おのれ…貴様らの悪事は全て分かっているぞ!現女王の食事に少しづつ毒を盛り病死に見せかけ、さらには正室の娘である姫騎士様を殺害しようとしている事!そして跡継ぎには、あろうことか貴様らの娘を据え、ダークエルフの国を乗っ取ろうと企んでいる事だ!!」

ダークエルフ側室「そこまで知られていては生かしては置けぬな」

ダークエルフ家老「まぁまて、見ればこの女も中々の美形な上、処女の匂いがする。姫様共々、殺す前に楽しまなくては損だ」

女騎士・姫騎士「!?」

ダークエルフ側室「まったく、姫様はともかく人間までとは…相変わらず物好きなお方ですね」

ダークエルフ姫騎士「お、おのれダークエルフ家老!どこまで堕ちたのだ貴様!!」

ダークエルフ家老「なにをおっしゃいます姫様?我らはダークエルフ。元より堕ちた存在ですぞ?」スッ

姫騎士「ひっ、近づくな下郎が!手討にいたすぞ!!」

ダークエルフ家老「ハッハッハ、両手両足を縛られた状態で何をおっしゃいますか」



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