過去ログ - 龍驤「ネットでうちのエロSSを書いてみようと思うんや」大鳳「やめた方が」
1- 20
174:名無しNIPPER
2015/05/20(水) 23:56:57.07 ID:KMmnH4zP0



ガクッ



龍驤はその場へ膝をついた。
そして、同時に感じる劣等感と虚しさ。
彼女の目から、ポロポロと涙が零れ落ちる。

そう、彼女は分かっていたのだ。
貧乳同士で……同じ気持ちを分かち合える同士で、ただその傷を舐め合っていたことに。

戦艦・比叡の胸を見た彼女は悟った。
彼女はずっと一人で戦っていたのだ。
いつ誰かに気付かれるかもしれないという寂しさと、恐怖に。

それを……ネタとされる自分はまだマシだった。一人じゃなかった。
でも比叡にはそれがない。
だのに彼女は、笑顔を絶やさなかった。いつも明るく、お姉さま一筋で、めっちゃ気合入れてた。毎日。


そんな日常の光景を頭に浮かべた『彼女』達は、また一人一人と膝をついていく。



大鳳「うう……」


瑞鶴「あたしは……あたしはなんてことを……!」


葛城「あああ……ああああああ!!」


瑞鳳「うわああああああああん!!!」



彼女らは皆で泣き叫んだ。
何かの箍が外れたように。
自らの愚行を悔い、比叡への慈しみを込めて。

それはこの世で小さな小さな悩みだったのだ。
比叡の悩みに比べれば、自分の悩みなど。



川内「全て、針のような細い悩みが彼女達を包み……」


龍驤「っておい」








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
184Res/74.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice