412: ◆v5iNaFrKLk[saga]
2015/06/12(金) 20:05:47.72 ID:XzOq+Vt/0
岩崎「そういえば、夕張ちゃんのワンエイティは大丈夫なの?」
夕張「え、ああハイ。あともう少しで直りそうです。でも、どうしてそれを?」
岩崎「黄色のワンエイティが事故ったって聞いたから、もしかしてと思ったんだ。そういう情報って案外耳に入るんだよ」
夕張「えー……じゃあ私がぶつけたって話、結構広まってるのー……恥ずかしい……」アタマカカエ
岩崎「広いようで狭いコミュニティだからね。あと、この前青葉ちゃんって云ったかな。その娘に会った時にも聞いたんだ」
川内「何故ここで青葉の名前が……」
由良「都高に自転車で行こうとして、時雨に酸素魚雷を撃たれてドッグ行きになったハズじゃなかったっけ」
川内「言葉だけ聞くとまるで意味が分からないね」
岩崎「じゃあ、今日は何で来たの?代車かい?」
夕張「代車と云えば代車ですね……提督のクルマですから」
川内「私は自分のNSRで来たよ!」
岩崎「若いのにまたスゴイのに乗ってるね。懐かしいなぁ」
川内「岩崎さんもNSRに乗ってたの?」
岩崎「いや、僕が乗っていたのはスズキのガンマっていう、NSRのライバルだよ」
川内「へー、やっぱりライバルとか居るんだぁ」
夕張「……あの、岩崎さん。もしかして、あのGTO……」
岩崎「うん。撃墜す(おとす)よ」
夕・由・川「!!」
岩崎「まあ、僕も歳を取ったからね。相手になるかは分からないけど」
夕張「……負ける気なんか無いのに。さっき笑ってましたよ」
岩崎「よく気付いたね」
夕張「何て云うか……GTOを見たって話をしている最中、ふと岩崎さんの雰囲気が変わったんです。そしたら、少し笑っていたから……」
岩崎「……いい歳して、公道レースなんて馬鹿げているだろう?」
夕張「いえ、そんな」
岩崎「……僕はもう降りれない。死んでも悲しむ人は居ないからね。例え愚かな行為だと分かっていても尚、どうしようもなく血が滾るんだ」
岩崎「皆も僕みたいになっちゃダメだよ。折角可愛く生まれたんだから」
夕・由・川「………」
岩崎「それと、提督に伝えておいてくれ。『ケリを着けるなら今だ』って」
夕張「……ケリ?」
岩崎「詳しいことは本人に聞いてごらん。なかなか口を開かないと思うけど」
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