481: ◆v5iNaFrKLk[saga]
2015/07/02(木) 18:58:32.55 ID:5u45ByU90
小ネタ 鋼鉄の朝
真っ暗な海の上、二対の塔が燃えていた――
こんな所に塔?
また一つ、炎が灯る
何故か酷く幻想的にさえ思えた
そうか、これはきっと夢なんだ
沈んでいく、沈んでいく
耳鳴りが止まない
消えてくれ、消えてくれ
もう止めてくれ、お願いだから
朝が来る、光が――
時雨「……ああああああああぁあぁあぁっっ!!」
ガバッ
扶桑「キャッ」
時雨「ハァ……ハァ……え?」
扶桑「時雨、大丈夫……?」
時雨「あれ……扶桑?どうして?」
扶桑「ベンチでウトウトしている所を見かけたものだから……」フトモモポンポン
時雨「………」
扶桑「あ、あら?もしかして私、余計な事をしちゃったかしら……実は何か用事があったのに、私のせいで寝過ごしちゃったとか……」オロオロ
時雨 ギュッ
扶桑「……し、時雨?珍しいわね、どうしたの……?」
時雨「……扶桑。扶桑は今、ちゃんとココに居るんだよね……?」
扶桑「ええ、私はココに居るわ」ナデナデ
時雨「もう僕らを置いて行ったり、しないよね……?」
扶桑「………」
時雨「扶桑……?」
扶桑「……ええ。当たり前じゃない」ニコ
時雨「そう……だよね、うん」ギュウッ
扶桑「もう、本当にどうしたの?」
時雨「何でもないんだ……本当に……何にも……」
扶桑「フフ。変な時雨」
902Res/673.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。