765: ◆v5iNaFrKLk[saga]
2015/09/03(木) 15:30:20.70 ID:B83GDAhh0
提督「さて、そろそろ行くかな。ありがとよ」
川内「何のお礼?」
提督「何でもないさ。じゃあな」
川内「あ、提督!」
提督「んー?なんだ?」
川内「負けたら承知しないよ!絶対だからね!」
提督「……俺を誰だと思ってるんだよ」ニヤッ
叢雲「………」ムスッ
時雨「提督、大丈夫そうだね」
叢雲「し、時雨っ!?いつからそこに!?」
時雨「タバコを吸ってる提督を見つけて、話しかけようとしたけど止めてしまった……って辺りかな」
叢雲「つまり最初からね……」ハァ
時雨「随分と膨れっ面をしていたけど、どうしたんだい?」
叢雲「……別に。何もないわ」
時雨「あの場に居るのは川内ではなく、自分だった……とか思っているのかな?」
叢雲「どうしてそう思うの?意味が分からないわね」
時雨「何となくさ。そんな風に見えたんだ」
叢雲「……憶測で人を図るのは感心しないわ」
時雨「でもね、叢雲。君が髪を弄る時は決まって誤魔化そうとしている時だよ。知っていたかい?」
叢雲「……う、うそでしょ?」
時雨「うん。嘘さ」
叢雲「アンタねぇ……」
時雨「君はあまり、本心を出してくれないからね。カマをかけてみたんだ」
叢雲「……嫌な性格」
時雨「フフ。お互い様だよ」
叢雲「きっとココで私達を待つアイツも、同じ気持ちだったんでしょうね。次こそは帰って来ないんじゃないかって……」
時雨「心配するな……は、無責任な言葉だけどさ。信じてあげようよ」
叢雲「そうね……ホント、こんな良い女を待たせるなんて、良い度胸しているわ」
時雨「うん。それでこそ叢雲だ」
時雨(提督、扶桑を……頼んだよ)
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