792: ◆v5iNaFrKLk[saga]
2015/09/30(水) 20:32:40.50 ID:GTgWNRrF0
しかし、ここは公道。
競技上の300キロとは意味が違う。
勿論、後ろに着けばスリップの効果で最高速が伸びて追い越すことも可能だ。
前方で何かあっても対応出来るように、わざとずらしているのだ。
同時に、いつでも抜けるという牽制の意味もあるのだろう。
それにしても、提督……魔王Rに動きが見えない。
遭遇してからの加速は確かに目を見張るものがあった。
でも、それだけ。
これでは、ただ速いだけ……。
「GTOが前に出るよ」
岩崎さんの言葉で、意識がそちらに向く。
中央車線を走るトラックを挟み、左側から抜きにかかる黒銀の巨影が見えた。
「この速度から差がつくもんかなぁ……」
速度差は推定5キロ前後。
やはり最高速ではGTOが有利か。
魔王Rと横並びになりながら、空港の直下を疾走する戦艦。
喰らいつく――
「いいねえ、彼女」
相変わらず岩崎さんは笑っていた。
子供のような純真な眼差しで。
「でもね、そのクルマは仮にも魔王だよ?」
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