13:名無しNIPPER
2015/05/16(土) 01:15:28.26 ID:ZONcrSoJ0
三人での秘密会議を終わらせ、午後の授業に備え教室へと歩を進める。
頭に血が昇っているのが自分でもわかる。
なるほど確かに俺たちは部室を私的に利用しているかもしれない。そこは否定できようがない。
だが、だがしかし。
奉仕部は名ばかりのものであると。
その実態はただのお友達ごっこであると。
よくぞまぁ言ってくれたものだ。
そうだった。
この一年で忘れかけていたことを思い出す。
いつだって第三者は無責任なものなんだ。
俺一人がどうこう言われる分には問題はない。勝手にしてろ
だが、
だが、あの二人が真実を知らない無責任な連中の憶測と悪意に満ちた誹謗中傷に晒されることだけは絶対に許されない。
それだけは絶対にあってはならない。
雪ノ下雪乃ほど高潔な少女が、由比ヶ浜結衣ほど心優しい少女が傷つくようなことだけは絶対にあってはならない。
ならば、どうするか。
答えは簡単。
俺がどうにかするしかない。
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