過去ログ - 電「司令官さんは・・・人じゃないのですね・・・」
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3: ◆DpM/5nZU1E[saga]
2015/05/15(金) 23:45:36.88 ID:lYHcYyKf0

「失礼します」

「うむ」

ガチャリ

案内された部屋に入ると大柄な男がいた
貴様は力士でも目指した方が良いのでは?

「――中尉をお連れしました!」

「ご苦労、さがりたまえ」

「こんにちは陸軍中尉殿、私はこの鎮守府を任されている提督の1人だ。階級は大将、敬いたまえ」

中尉「はっ!」


Fuck you.
心の中で中指を立てておこう


中将「さて、君をここへ呼んだのは・・・わかるか?」

中尉「わかりません!」

大将「さすが陸軍はうるさいな、しかし威勢がいいと評価しておこう」

中尉「ありがとうございます!」

大将「褒めているわけではない、バカの一つ覚えのように敬うなバカ」

中尉「…」

大将「返事は?」

中尉「はい!」


このくそったれ、禿げろ


大将「話を戻そうか中尉・・・端的に言えば栄転だ、二階級特進で少佐だ、野戦任官の経験しかない貴様は泣いて喜ぶといい」

中尉「……理由をお聞かせ願いますか?」

大将「そうだな、それでいい、考えて返事をしろ」

大将「陸軍の貴様も艦娘は知っているな?」

中尉「十年ほど前から現われる原因不明の深海棲艦とやらを駆逐する生物兵器と聞いています」

大将「大筋あっているが言葉には気を付けろよ中尉・・・いや少佐、彼女等の前で生物兵器などと呼んだ日には後ろ弾に怯えることになるぞ」

中尉「申し訳ありません!」

大将「彼女等も一応人間だ」

大将「妖精というバカげた存在によって、かつての大戦の戦艦や駆逐艦の能力と一時的かつ限定的な不老不死を得たそこらの少女」

大将「それが艦娘だ」

中尉「???」

大将「その気持ちはわからんでもないが考えるのはよせ、明確な答えにたどり着けたものなど誰もいない」

中尉「はぁ…」


そんなわけのわからぬ者に国防を任せるとは…世も末だな…






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